九州食肉学問所の学長です。
九州食肉学問所はネット販売に特化した食肉処理業・販売業を営んでいます。
全国のお客様から下記のようなコメントをいただいています。
多くのお客様にご愛顧いただき、本当に感謝しております。
九州食肉学問所は「高級品」ではなく「日常の食卓にかかせないもの」を扱っています。
だからといってけして安いものを仕入れているわけではありません。
九州産にこだわり、生産者の顔ができるだけ見える食肉を中心に取扱いをしています。定期的に生産者の農場を訪れ、お客様の声を伝えています。
皆様の食卓に欠かせないお肉をご提供させていただくことで、楽しい食卓を演出するお手伝いをしていきたいと考えています。
九州食肉学問所の理念は「日本の食卓に笑顔と活力を。」
生産者指定の食肉をメインに高品質かつ安心・安全な食肉を皆様の食卓にお届けします。
お肉について誰よりも学び、生産者との交流を通じて、確かなモノを見極めていく。
そこに創業以来培ってきた職人技を発揮して、皆様の食卓がさらに豊かで笑顔と活力あふれるものになることを願っています。
特に食肉業界では、2000年に入り、狂牛病、牛肉偽装、口蹄疫、鶏インフルエンザ、ユッケ事件が立て続けに発生し、お肉の信頼は地に堕ちました。
多くの事件の根底に大量生産・安売りというものがあったのではないかと考えています。
そして大震災によるセシウム汚染牛の流通がさらに深刻なイメージダウンをもたらしました。
九州食肉学問所は震災直後から牛肉の汚染の可能性を察知し、警鐘を鳴らしてきました。
しかしながら多くの食肉販売店がセシウム牛を消費者に販売してしまいました。
もちろん復興支援の名目もあったかと思いますが、多くの場合は相場より格段に値崩れをしている牛肉を目の前に利益優先に走ってしまった面も否めません。
九州食肉学問所は厳しい安売り競争や仕入れ状況の中でも九州産の食肉にこだわり、セシウム汚染牛の販売をすることはありませんでした。利益を追い求めるのではなく、本当にお客様のことを考え、理念を守り通した結果であると感じています。
「日本の食卓に笑顔と活力を。」という理念と「九州食肉学問所」という名にふさわしい企業活動を今後もひたむきに行っていくことで、皆様に安心で安全な食肉をお届けし続けたいと考えています。
多くの方にとって、お肉の生産方法はとても気になることだと思います。
とくに菜食主義の食事をされていた方は、穀物・野菜など同様のオーガニックレベルを求め、お肉を探し求められる方もいらっしゃいます。
投薬の有無、飼料の安全性、遺伝子組換え飼料の分別の有無、飼育環境など、もちろんできる限り、透明性があり、かつ安全性の高いものがよいと思います。
ですが、ひとつ心に留めていてほしいことがあります。
「私たちが食べているのは、家畜という食肉用動物」です。
家畜に求められるのは、経済性とおいしさ、そしてもちろん安全性です。
そしてコストと安全性にはトレードオフがあります。
簡単にいえば、求めるレベルが高くなれば、コストは高くなるということです。
ただし、コストが高くなったからといって、そのお肉が栄養価が高く、おいしいとは限りません。
極端な例でいえば霜降り黒毛和牛です。コストをかけ、飼料をこだわって、丁寧に育てても、栄養価に優れているとはいい難いのです。
家畜は季節の変動によって病気にもなります。 また病気で死なないように、ある程度の予防は必要です。
抗生物質等の薬品は、獣医師のもと、厳格に管理されて投与され、残留がないように設計されています。
もちろん、地球環境や生物の腸内細菌叢などのためには、こうしたものは使わないのが理想です。
また抗生物質が多用されている家畜の肉は、あきらかに水分が多く、またおいしくありません。
遺伝子組換え飼料は、排除していく方向性ですがいまのところすべては実現できていません。
言い訳ではないのですが、現状、それを食べた家畜が生成するタンパク質・脂質に異常な点は見受けられません。
むしろ、遺伝子組換え飼料を排除し、栄養価の高いトウモロコシを栄養価の低い米や麦に置き換えていくことは、家畜の健康にとってよいことではないかもしれません。
いろいろ議論のあるところですが、遺伝子組換え飼料を利用している家畜の肉があたかも
「健康に悪い肉」と
とらえるのは間違いです。
家畜は、私たちが本来消化・吸収しにくい植物性の食べ物を、私たちが利用しやすい動物性の栄養に変えてくれる動物です。
もちろん、こうした問題をすべてクリアしている農家さんもあります。
ですが、やはり高価になり、また好きなお肉を買い求め難い状況もあるようです。
理想のお肉を探し求めて疲れ果ててしまうケースもよく見かけます。
小さなお子さんがいらっしゃればなおさらだと思います。
菜食主義の方に、お肉を食べてほしいとは言いません。
ですが、お肉が健康によいと思われた方には、「まず九州食肉学問所から始めよう」と
胸を張って言えるものを生産・販売し続けていきたいと考えております。
当店の取扱い商品における生産者の情報については
「生産者情報」
をご確認くださいませ。
※随時アップデートしています。
全国の皆様にお届けするお肉のほとんどはご注文を受けてからカットに入ります。そのため、カットの厚さや小分けなど柔軟にお受けすることが可能です。
この「小分け」で食材のロスを出さないようにできる限り細かいご要望にお応えしながら、より新鮮なお肉を提供していきたいと考えています。
※冷凍在庫品については、おおよそ週1度程度の作業をし、マイナス25度の冷凍庫で保管しています(賞味期限はおおよそ6か月)。
そしてその商品の発送時点から約1か月程度の賞味期限を設定しております。
九州産の牛肉・豚肉のしゃぶしゃぶ・うす切りなどの商品は使いやすいようシート巻きにしています。自家用はもちろんですが、贈答品としても見栄えがよいように商品作りを行っています。
また、トレイを使用しない簡易包装(ビニール詰め)もご希望に応じて対応しています。冷凍庫のスペースを有効活用していただくことができます。
※一部の商品は小分け・シート巻き・簡易包装対応ができないものもございます。
九州食肉学問所が初めてネットショップに登場した2004年には「へんな名前」、「怪しい会社じゃないか」、「なんの研究をしてるの?」というお声を多くいただきました。それから食肉業界を襲ったさまざまな事件を、小さいながらも真摯な取り組みで乗り越えてきました。いまは「名前に安心感」があるとまでおっしゃていただけるようになりました。
これからも皆様の声を裏切ることの決して無いように努力していきます。
宅配炭火焼肉「楽Q便」
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