2019年3月開校 三島塾東京校第二教室の様子
新元号が「令和」に決まりましたね。
示された6案(英弘、広至、久化、万和、万保)の中では、これが一番良かったかなと私は思っています。
民間人なら、名前は生まれたときにつけます。しかし、天皇は生きているときは今上(きんじょう)天皇と呼ばれ、亡くなると元号が贈り名になるわけですから、決定には慎重を期すわけです。つまり、世間では思い思いに賛成反対などと言っていますが、個人の好みでどうなるものではないのです。
まして、「万葉集」から取られたというだけで、その典拠が漢籍にあることも知らずに云々する人たちには、「三国志」「水滸伝」くらいは読んでほしいと思います。この序文は、後漢の張衡の漢詩「帰田賦」(「文選」)に由来するのであり、歌われている花も桜ではなく中国由来の梅です。
日本文化は、「漢文が父、古文が母」であると私は思っていましたから、今回の世間の反応にはちょっと寂しく思いました。
さて、私個人の近況といえば、うれしかったのは、三島塾の生徒たちが、国立、私立の医学部、難関の大学、高校、中学にたくさん合格したことです。二人の大学浪人生が出ましたが、関西私立のトップ校合格を蹴っての浪人や、文系から理系に変わってまで挑んだ大学をもう一度受験するための浪人ですから、引き止めませんでした。この一年、「アドラーと糖質制限」をコンセプトに指導してきた効果は十分に発揮できたと自負しています。
他にも、中学から一貫校の高校に入学を危ぶまれた生徒が無事進学でき、しかも、入試で中位を確保し、国語は一位だったという報告を受けました。
小学校は不登校だが中学受験をしたいというので、9時から21時まで毎日12時間の指導をした生徒は、偏差値59から70になり、有名中学に合格しました。
受験生でなくても、不登校、学習障害を抱えた生徒たちが、3ヶ月ほどで軒並み改善しました。主食のない食事に違和感がなくなり、糖質過剰の食生活がいかに心身を蝕んでいたかを実感し、隠れて糖質をとることもなくなったので、集中力がつき、身長が伸び、担任の先生から「何をされたんですか」と質問されるほど目に見える結果が出ました。
塾の2月3月は入れ替わりの季節です。毎日通塾していた生徒の姿がないので寂しい気もしますが、これまで勉強そのものを拒否してきた高校三年生が、ようやく自分の人生に夢を持ち、その夢を果たすために「大学に行きたいと塾を探したがどこからも断られた」と入塾してきました。「人生のチャレンジは無尽蔵」(アドラー)です。私のやる気に火がつきました。小学一年生から全部やり直しのお手伝いをすることにしました。
しかし、私も69歳半ばです。床屋さんで髪が黒いですねとほめられても油断はできません。有名人の訃報を聞いては年齢や死因が気になります。
そこで、ますます「糖質制限」(一食の糖質は20g以内)を徹底するため食材や調味料に気をつけ、肉、卵を理想体重の7.5倍/日(私の場合、60kg×7.5で450g)を心がけています。
先日、お土産にといただいたキムチをさすが本場ものだけあっておいしいと食べたところ、翌朝、歯がぐらぐらしました。砂糖たっぷりはやはりいけません。若いころは気にならなかったことが、すぐに体の異変となって現れます。
朝一にプロティンを飲み、コーヒーにはMCTオイルやバターを入れ、一日一食の深夜23時の食事には肉、卵だけでなく魚も意識して食べ、その際、“亜鉛サプリ”の箸を使い、“CGM”(持続血糖測定器:血糖値を2週間連続で測れる)を装着して血糖値のチェックをし、湯船にはマグネシウムを入れています。そして、週1回の“イトオテルミー”の施術も欠かしません。
「人の行動はすべて、目標によって確定される」(アドラー)のだから、「教育は食育から始まることを世に伝えるという“目標”」のために、「私の毎日の“行動”」は確定されているとつくづく思う今日この頃です。
次回はいよいよ最終回です。
私の「糖質制限的一日」を大公開します。お楽しみに。
今月のレシピ:「豚しゃぶ」
2019年度卒塾の「花の女子“医”大生」、現役で合格したので、現在、19歳です。その彼女からの報告です。
「まだ身長が伸びています。この先どうなるのでしょう」
糖質制限をすると、低身長になるというデマを飛ばした人がいます。でも、私の知る限り、真逆で、このようにすくすく伸びています。こんなエビデンスはどこにも見当たりません。当然です。今見ることのできるデータは炭水化物60%の食事のものであって、糖質制限をした人のものではないからです。今ようやく個人的感想がエビデンスになりつつあるのです。
その彼女の食事を聞いてみました。
医大生の一日はとてもハードです。文系の学部の倍近い講義を受けなければなりません。自室に帰っても料理の時間などありません。勉強の続きがあるからです。そこで、彼女が重宝しているのは、「アンデス高原豚のしゃぶしゃぶ」です。来る日も来る日も迷わず夕食は「しゃぶしゃぶ」です。
というのも、かばんを置いて、お湯を沸かせば、ものの3~4分で夕食にありつけるのですから、しかも、食後の眠気に悩まされることもありません。冷凍庫にはいつもアンデス高原豚のスライスパックが詰まっているので、朝、部屋を出るとき、夕食分を冷蔵庫に入れ替えるだけです。
さすがの愛弟子、「時短・簡単、でも、おいしい」を継続しています。しかも、“ビタミンB(ブー)群”がたっぷりですから、脳もビュンビュン回ります。成績優秀で二年に進級したそうです。
というわけで、今回のレシピは、「豚しゃぶ」です。
材料(1人分)
アンデス高原豚しゃぶしゃぶ用スライス1mm(ロース、肩ロース、バラなど)250g
水1000cc
糖質ゼロ酒50cc(塩小さじ1を加えてもよい)
※タレ、薬味として
しょうゆと酢を1:1(酢は、カボスを絞って小分けして冷凍しておくと良い)
お好みで、小ねぎ、春菊、水菜、レタス、柚こしょう、一味など
作り方
1.なべに湯を沸かす
2.沸騰したら糖質ゼロ酒を入れる、少し温度が下がった64度が適温
3.スライス肉をそっと浮かべる
・箸でかき回さない
・赤みが消えたら食べごろ
※ゆで汁でかき玉汁もおすすめ
三島先生のコラムもいよいよ終わりが近づいてきました。三島先生のご活躍を遠い大分から眺めているといつも「老黄忠」を思い出します。中国では「老いてますます盛んな人」を三国志に登場する老将・黄忠に例えてそう呼びます。これからもますますのご活躍を願っております。
話は変わりますが、3月末~4月始めにかけては、「お花見バーベキュー」のピークです。当店でもこの2週間ほどはスタッフも総出し、私も妻も連日午前様の状態です。糖質制限食を始める前は、すぐに疲れがでて、「もうこのあたりで注文うけるのやめよう」とあたまの中で限界がきていました。
糖質制限食を開始してからは、これがガラリと変わりました。ピークの期間は普段よりもさらに糖質を抑え、ケトーシスの状態です。すると「やれるだけやろう!」というマインドになります。
しかも疲れにくい。
糖質制限食は健康にももちろんですが、仕事の業績にもとてもいい影響を与えてくれます。糖質制限食は「簡単に痩せる!」ということでマスコミにとりあげられ、一時ブームになりました。FBの投稿などをみておりますと、「体重がまったく落ちない」とか「太った」とかで一喜一憂している方を多く見受けます。そんな短期的なものよりも、もう少し長い目で糖質制限食を実践してほしいと感じます。
体重や見た目ではなく「健康である」「体調がてもいい」「集中力がまし、勉強や仕事がはかどる」など本来の糖質制限食の効果を知ってほしいですね。
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