藤本なおよのローカーボ(糖質制限食)レシピ:第三回 ラム肉の韓国風スープ

藤本なおよの ローカーボ(糖質制限食)レシピ

第三回
ラム肉の韓国風スープ

ローカーボは風邪をひきにくくなる

こんにちは!ローカーボ料理研究家の藤本なおよです。
私はローカーボを始めて5年目になりますが、虚弱体質が改善されてこの食事法の魅力をどんどん広めていきたいという思いでローカーボ料理研究家として活動しております。

私が実感した事として、毎年冬「風邪をひきにくくなったな」という事でした。今までは風邪をひくと2週間以上は治らない、とにかく3ヶ月に1度は風邪をひくような体質でした。その頃は体温も35℃台と低く、免疫力も弱かったように思います。ローカーボを始めてから筋肉量が増え、筋肉量が増えると体温も36℃後半になり、免疫力も上がっていきました。
体温が低いと、がん細胞が活発になり、排泄機能の低下や自律神経失調症、アレルギー症状が出ると言われています。ですが体温を1℃上がれば免疫力は5〜6倍にアップするため、平熱を上げることが健康維持になります。

これからの季節は気候も変わりやすいため、ローカーボで免疫力をつけ、真冬も元気に過ごしてくださいね

ローカーボ簡単レシピ

料理名:ラム肉の韓国風スープ

ラム肉の韓国風スープ

ポイント

ラム肉は脂肪燃焼効果のあるカルニチンという成分が入っており、ダイエットにおすすめです。これからの季節はピリ辛のスープの唐辛子相乗効果で体の中から温まるレシピなので、是非おためしください。

材料(2人分)

ラム肉(しゃぶしゃぶ用)・・・100g

にんにく・・・1かけ

もやし・・・1/2袋

ニラ・・・1/2束

人参・・・1/2本

A:キムチ鍋の素・・・大さじ3・5

A:水・・・400cc

ごま油・・・大さじ1

調味料

作り方

1 ニラは5cm幅に切り、人参は皮をむき短冊切りにする。にんにくは薄切りにする。

2 鍋にごま油をひき、にんにくを炒めて香りが出たらもやし、人参を炒める。

3 2にAを加え一煮立ちしたらラム肉、ニラを加えて器に盛る。

学長からの一言

今回の料理もシンプルでとてもいいですね。
急に寒くなってきたので、朝・晩には温かいスープで効率よく栄養補給したいものです。

ラム肉でしゃぶしゃぶや、キムチ鍋でのこった食材を翌日のスープにするのもいいかもしれませんね。
ラム肉が苦手!という方は牛肉でもよいかもしれません。

牛肉やラム肉はLカルニチンが豊富な食材です。
牛は羊などの草食動物は食べた植物を胃の中の微生物が脂肪酸に換えます。
それを胃璧から取り込んで、成長や活動のためのエネルギーとして利用します。

脂肪酸をエネルギーとして利用するにはLカルニチンが必要です。

そのため脂肪酸をエネルギーとして使用するのが上手な牛や羊の筋肉にはLカルニチンが豊富に含まれます。
お肉自体も脂肪がほとんどなく、赤身肉となります。
スマートですね(笑)

ですが、穀物主体で飼育されると、脂肪酸をエネルギーとしてではなく、糖質をエネルギーとして利用することになります。
この場合、たとえ赤身肉に見えても、糖質代謝優位となります。かつ脂肪を蓄えやすくなります。

実はこれ、私たちヒトでも同じなんですね。

Lカルニチンは私たちの体内でもリジンとメチオニンというアミノ酸から作られます。
ですが、その量は十分ではありません。
食事からきちんと補う必要があります。
また加齢とともに生合成量は落ちていくので、なおさらです。

お米やパンなどの小麦はこのリジンが決定的に不足しています。
しかもこうした糖質を多く摂取する食生活では、糖質代謝優位になってしまいます。

牧草で育った牛肉・羊肉を食べること(Lカルニチン摂取!)
糖質を抑え、かつ栄養不足にならない食事をすること(脂質代謝優位!)
適度な運動で筋肉を維持すること(ミトコンドリア増殖!)
が大切です。

ご利用いただいた食材

NZ産 ラム(羊)肉 1Kg ラムしゃぶしゃぶ・ジンギスカン・ラムステーキ(冷凍)

NZ産 ラム(羊)肉 1Kg
ラムしゃぶしゃぶ・ジンギスカン・ラムステーキ(冷凍)

当店のラム肉はNZ産のものです。牧草飼育(グラスフェッド)という規格がないため、表示はしていません。
ですが脂肪の付き具合でほとんど牧草で育ったものであると思われます。

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