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学問所通信 特集コーナー

第19回 中性脂肪とコレステロール その2

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第19回 中性脂肪とコレステロール その2
中性脂肪とコレステロール その2

前回のつづきです。

「現代人が糖質過剰の食生活を送っている」というのは紛れもない事実です。

前回も見たとおり、「脂質摂取」のみが過剰なだけでは、中性脂肪値にも影響をあたえません。
血糖値もあがりませんし、基本的に取り過ぎた部分は便となって排出されます。
脂っこいもの(ラーメンのスープや焼肉)を食べた翌日にお腹を下し気味になるのは、
食中毒ではなく、余分な脂が排泄されているためです。



本当に怖いのは、「糖質」と「脂質」を同時に摂取するときです。
外食産業やコンビニなどの弁当、惣菜は「甘くて、脂っこい」
という最悪の組み合わせです。

お菓子もそうです。基本的には砂糖と油脂でできています。
多くのひとが、「おいしい」といって食べます。
だから食品メーカーは商品を売るために「糖質」と「脂質」を大量に使うんです。

糖質を摂取すると膵臓からインスリンが分泌され、血糖値を下げるとともに、
脂肪を蓄えてしまいます。


糖尿病患者さんでも血糖値が高いとインスリンを注射して、血糖値を下げようとします。
でもこのインスリンが血糖値を下げるというのはあくまでも結果です。
インスリンの目的は、血糖を貯蔵エネルギーに変えることです。

それはグルコースをグリコーゲンに変え、肝臓や筋肉に貯蔵エネルギーとして蓄えることにあります。
その結果として血糖値は下がります。

アスリートの方は「カーボローディング」ということばをご存知でしょう。
しかし蓄えられるグリコーゲンの量はごくわずかです。

過剰な糖質はグリコーゲンではなく、脂肪として蓄えられます。
インスリンは「脂肪合成を促進する」ことが大きな仕事です。
その結果として「血糖値が下がる」だけです。
しかもインスリンの分泌は、脂肪を分解してエネルギーに変える酵素の働きを抑制します。
その分脂肪の蓄積が促進されるともいってよいでしょう。

病院食や学校給食は基本的に「糖質中心」なので、脂質量は極端におさえます。
これはある程度理にかなってるけど、おいしくない、物足りない、なによりも血糖値上がります。

「糖質は糖質を呼ぶ」という現象もおきます。
物足りず病院の売店で、糖質たっぷりのお菓子を買うはめになります。悪循環ですね。




コラム:脂質が持つエネルギーについて

これまで10ヶ月、肉卵チーズ中心の糖質制限食をしてきました。

血糖値を直接あげない肉卵チーズMEC食で
「たんぱく質」+「脂質」をしっかりとりました。

「たんぱく質」+「脂質」の組み合わせの食事だと、まず太ることありません。
栄養満点で、食事量も自然と減り、痩せていきます。

糖質制限を始める方の中には
「脂質」を増やすことが理解できず、「失敗した」という方が多くいます。

糖質を減らす分、脂質もしくはたんぱく質をきちんと増やし、食事制限にならないことが大事です。

「糖質」+「たんぱく質」という食事の場合、食事の満足度があまり得られず、
食べ過ぎる傾向があります。
そして油断すると太ってしまいます。運動と組み合わせればまずまずです。

「糖質」+「脂質」という食事の場合は、最悪です。
1g食べれば1g太るといっても過言ではありません。
食事としては最高においしいので、どれだけでも食べられます。

どんどん太っていきます。
そして病気になってお薬をもらう生活が始まるのです。


コレステロールについて

そしてようやく本題です。
これまで、健康にとって悪いものと考えられていたものに「コレステロール」があります。

ほとんどすべての生活習慣病の諸悪の根源とされてきました。
おそらくみなさんも「コレステロールは危険なもの」というイメージをもっているのではないでしょうか。

今までのコレステロールのイメージ
  • コレステロールの多い食品(肉や卵)は控えるべき
  • コレステロールが多いと心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす
  • コレステロール値が高い人は食事制限や薬で下げるべき

と私たちは刷り込まれてきました。
コレステロール値が高いとコレステロール降下剤が処方されます。

しかしながら、このコレステロール降下剤は、人間が生命を維持して、健康的に生きていく上で、
健全な代謝に必要な酵素の働きをブロックしてしまいます。

なぜコレステロールは悪者にされてしまったのでしょうか。

心疾患の大きな原因は慢性炎症です。血管内で炎症が慢性化すると、血栓ができ、血流が悪くなります。
それが心疾患やその他の病気の引き金になるわけです。

コレステロールはそれら炎症を必死に修復しようとしていました。
また炎症部分によってLDLがうまく流れずたまってしまいます。
炎症がなければ、そこにLDLはなかったはずです。

殺人現場に居合わせたために、犯人に仕立て上げられてしまったのです。




コラム:パラダイム・シフト

いままさに私達はパラダイム・シフトのまっただ中にいます。
かつて人々は地球の周りを太陽が回っていると信じていました。

天動説(Geocentric THeory)ですね。
地球しかみてなかったからです。

しかし、注意深く空を見上げて天体の動き全体を注意深く見ていた人々は
あるとき気がつきました。

太陽のまわりを地球が回っているんだと。

これが
地動説(Helio Centric Theory)
です。

天動説から地動説へ。その間には多くの犠牲と困難があったことはご存知と思います。


心疾患の天動説(The Dietary fat hypothesis of heart disease)

同様に、
心疾患をもたらすアテローム性動脈硬化(Atherosclerosis)で血管ばかりを見ていた人は、
その動脈硬化の原因が脂肪であるとしか気づかず、脂肪を摂取すると動脈硬化を引き起こすと
信じました。

脂肪は悪です。
天動説は楽です。
自分の体と向き合うことなく、権威にひれ伏し、薬飲んでれば良くなると信じている。


心疾患の地動説(The Dietary carboydrate hypothesis of heart disease)

しかし、体全体を俯瞰的にみていた人は血管に脂肪を送り込むのは
肝臓から送り出されるVLDL(超低密度LDL)だと気づきます。
そして、その原因が炭水化物(糖質)の摂取からくるものだと発見します。

地動説は自律が求められ、時に困難を伴います。
自分で考え、自己責任で動かなければなりません。


これは心疾患だけでなく、大小の体の不調、肥満・糖尿病などのあらゆる生活習慣病、
そして精神疾患などにあてはまります。

心疾患の地動説にパラダイム・シフトしませんか?

コレステロールは生命維持にとっても必要なもの

2000年以降の多くの研究では、コレステロール値が低すぎても、
がんや認知症になる可能性が示唆されています。

実は「コレステロールは悪者」ではなく、「コレステロールは正義の見方」だったのです。
それだけではありません。コレステロールは「人間の生命維持にとっても必要なもの」なのです。

コレステロールが生命維持に必要な理由
  • コレステロールは細胞膜の構成物質のひとつです。
     これがきちんと機能しなければ人間はその形の維持すらできません。
  • 体内にあるコレステロールの大部分は脳にあり、神経を保護する役割を持っています。
  • さまざまなホルモンの原料となります。
     免疫に欠かせない副腎皮質ホルモン、インスリン、アドレナリン、甲状腺ホルモン、
     ステロイドホルモン、コルチゾール、メラトニンなどはコレステロールが必要とされます。
  • 精巣ではアンドロノゲン(男性ホルモン)や卵巣では
     エストロゲン(女性ホルモン)の原料となります。
  • 胆汁酸の原料となり、脂肪や脂溶性ビタミンの消化吸収を助けます。
     特にビタミンDの吸収や合成にはコレステロールが必要とされます。

とても重要ですね。

コレステロールは過剰摂取を気にするよりも、不足を避けなければなりません。
食事からとったコレステロールは、体内のコレステロール値に影響しないという驚愕の発表も
この5月にありました。

コレステロールは1日約1〜1.5gが体内で合成されるとされています。
食事から摂取するコレステロールはわずか0.3g〜0.5gです。

しかも食事からの摂取量が多いと、肝臓でのコレステロール合成は抑制されます。
前回のその1でも説明したとおり、食事からとった中性脂肪とコレステロールはキロミクロンによって
体内を巡ります。

キロミクロンは毛細血管を通るときに中性脂肪を筋肉、脂肪組織に渡します。
そしてレムナントとなり肝臓に運ばれます。
このレムナントには食事由来のコレステロール(食餌コレステロール)が含まれています。
食餌コレステロールが多ければ体内でのコレステロール合成は少なくなります。

肝臓はこの食餌コレステロールの量を考慮して、コレステロールを合成します。
※コレステロールは小腸、副腎皮質、皮膚、大動脈、精巣でも合成されます。



外部由来の脂質と内部由来の脂質

余分なコレステロールは胆汁酸となり、体外に排出されます。

繰り返しますが、コレステロールは生命維持にとってかかせないものです。
それを体の細胞に運んでいるのです。
LDLは悪玉コレステロールとして有名です。体の細胞にコレステロールを運ぶからです。


細胞にはLDL受容体があって、そこでLDLを受け取ります。
細胞内にコレステロールが十分あれば、自動的にLDL受容体は働かなくなります。
逆にコレステロールが不足していれば、LDL受容体が働き始めます。

細胞は自分でコレステロールを維持する仕組みをもっているのです。

血液検査をするとLDLコレステロール値がでますね。
そのLDL値が高ければコレステロール降下剤を処方されます。

LDL値が高くなった原因そのものを取り除くことなく、
無理やりコレステロールを下げるのです。
これで健康になるわけがないのです。


LDL自体は慢性炎症を修復するのにかかせない粒子ですし、さまざまな利用が体内でなされます。

問題なのはそのLDLがsd(small dense)LDLと酸化(oxidised)LDLの場合です。
これらが動脈硬化や心疾患と強い【相関】関係をもっています。

sd LDLは炭水化物の過剰摂取、喫煙、ストレスが原因です。 
酸化 LDLは植物油などに含まれるオメガ-6脂肪酸の過剰摂取が原因です。

この2つのLDL(仮に真悪玉LDLと呼びましょう)はLDL受容体での取り込みがうまく働かず、
血中をさまよい、血管壁にぶつかって傷つけます。

LDLの血中滞在時間は2日なのに、真悪玉LDLは5日間とも言われています。

正常なコレステロールと真悪玉LDL

そしてLDLがきちんと利用されなければ、アポタンパク質を返してもらえないHDLは増えていきません。

真悪玉LDLが多いかどうかは「中性脂肪値」と「HDL値」によってある程度わかります。
それが、「中性脂肪-HDLレシオ」というものです。
中性脂肪値が高い場合、このレシオは1よりも大きくなります。

中性脂肪値が高いのは糖質の過剰摂取です。
HDL値が低いのはLDL値の中に正常なLDLが少ないことを意味しています。
その場合、真悪玉LDLが多いことを示唆しています。

その改善方法は簡単です。

「食事に含まれる炭水化物の量を抑え、動物性脂肪を増やす」ことです。

中性脂肪値は糖質制限をすれば、すぐに改善します。そしてHDL値も上昇します。
これはまともなLDLが増え、きちんと機能しだしたことを意味します。

中性脂肪値は薬を飲まなくても、すぐに改善するので儲かりません。
だからお医者さんや製薬会社はあまり関心がないんです。

ここで肝心なのは糖質を制限するだけではなく「動物性脂肪を増やす」ことです。

動物性脂肪は熱に強く、酸化しにくい脂です。

酸化しやすくオメガ-6が多い植物油を動物性脂肪に変えることで、
正常なLDLが増え、真悪玉LDLは減り、HDL値も改善していきます。



コラム:脂質が持つエネルギーについて

体脂肪や血液中の中性脂肪を落とすには動物性脂肪を食べることです。
動物性脂肪が潤沢に口から入ってくると、
あなたの脳みそは「あ、脂肪蓄えなくていいじゃん どんどん使おう」となります。
その結果、痩せていくのです。
※ただし糖質オフな食生活に限ります。

人間は脂を蓄えるようにできています。
糖質中心の食生活はそれを後押しして体脂肪や内臓脂肪を増やします。 
糖質中心の食生活で痩せようと思うなら、運動をしつづけるか、
食事制限で弱るか、病気になるかしかありません。

黒豚の内臓脂肪を食べて、自分の内臓脂肪があっという間に
なくなった私が言うのだから間違いありません(笑)



この動物性脂肪を増やすといことは、なかなか理解できないでしょう。
なぜなら、これまで言われていたこととはまったく逆だからです。

これまではマーガリンや植物油などが「ヘルシーだ」とされてきました。
バターやラードは悪者でした。

さらに「低脂肪食品」が体にいいと私たちは信じこまされてきました。
これは今大きな間違いだったとわかってきています。

糖質を制限し、動物性脂肪を増やす。
糖質が低く、動物性脂肪の多い食品はもちろん「肉」です。
「卵」もばっちりです。

低糖質・中たんぱく質・高脂質な食事こそが健康的になる食事なのです。
健康的な食事をとってはじめて、運動や減量がうまくいくのです。

コラム:脂質が持つエネルギーについて

あなたがいま何らかの慢性的な疾患に悩んでいたり、
血液検査の数字がよくないと言われているなら、それは薬を飲んだり、運動を増やしたり、
そして食事制限をしたりすることを意味しているのではありません。

日々の食事があなたの身体に合っていないことを意味しているのです。
多くの場合で糖質を制限し、動物性脂肪を増やすことで改善します。

次回の学問所通信は「ホルモン」です。
お肉のホルモンではないですよ^^
お楽しみに♪

「子供が小さいので、出来る限り安心なものを少しずつ使いたい。」
「食べ盛りの子供に、おいしいお肉をリーズナブルに。」
「夫婦ふたり。おいしいお肉を無駄なく調理したい。」
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