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fat(脂肪)というもの

fat
fat, Jennifer McLagan

脂肪(ここでは特に動物性脂肪、バターやラードなど)、fatといえばなんかデブの代名詞(笑)

でも糖質制限の本を読み、MEC食を実践すると脂肪は怖くないどころか、もう味方。お通じもよくなる。

「fat」 Jennifer McLaganの本にこう書いてあります。

私達の細胞は脂肪を必要とする。脳もホルモンも機能するためには脂肪が不可欠。免疫システムが機能し、病気と戦い、肝臓を守るのも脂肪。健康的な皮膚や、髪のつや、そして消化器官をコントロールし、快適な気分にしてくれるのも脂肪である。

そして

過去三十年間で動物性脂肪の摂取を減らし(マーガリンなどの植物性油脂を増やし)てきたことで、私達は健康にはならず、体重が重くなっただけである。

低脂肪ダイエットは空腹感を増し、滅入った気分にさせ、リバウンドしたり、病気にさせる。動物性脂肪を減らす一方で、砂糖や炭水化物の摂取を増やし、太ったといって驚く。

人間だけでなく、我々が日々食べる牛肉や豚肉、そして鶏肉も、太らせようと思ったら、とうもろこしなどの炭水化物を与えます。コンビニなどででた弁当やパンの残飯を粉砕してえさにして食べさせてるところもあるのです。鹿児島黒豚はさつまいもも与えられます。松阪牛や神戸ビーフなんかはビールをあたえるとすごい霜降りになったなんて逸話もありますね。

脂肪ならなんでもいいというわけではありません。私達は動物性脂肪を減らす一方で、水素添加された脂肪(hydrogenated fat マーガリンや植物性油脂)を安いといって多くとるようになってしました。これらにはトランス脂肪酸(trans fat)が多く含まれてしまいます。 トランス脂肪酸にはこれくらいなら摂取してもいいという安全なレベルはないとアメリカの医療機関からも発表されています。

注意:ラードは動物性脂肪だけども市販されている大量生産のラードは水素添加され、トランス脂肪酸が増えているそうです。

トランス脂肪酸は人間の体で処理されにくく、体内に脂肪となって留まり、インシュリンを分泌させ、糖尿病(diabetes)や肥満(obesity)をもたらすそうです。

Dr.Robert Atkinsは

(動物性)脂肪の摂取では太らない、炭水化物の摂取で太るのだ

という主張をしています。どなたか知りませんが(笑)

まだまだ脂肪は奥深いようです。勉強は続きます。