糖質制限とアルコール

糖質制限とアルコール

糖質制限ははじめたころは、糖質を摂取しないことを紛らわすために、ほぼ毎晩ジョッキ一杯のハイボールを飲んでいました。
薄めに作るので量としては少しです。でもアルコール度が強いのでよっぱらって寝てしまいました。

今年にはいってからですが、晩酌をしているとなかなか痩せにくいということに気づきました。

そして晩酌をやめ、脂肪の摂取割合を増やしてから、また減量に弾みがでました。

アルコール摂取でなぜ痩せにくかったのでしょうか。

※以下はあくまでも晩酌程度のお酒を減らしたということが前提です。

アルコール摂取でなぜ痩せにくくなる?

アルコールはいわゆるお酒ですけども、糖質制限的に良いお酒と悪いお酒があるようです。
良いお酒としては、

  • 焼酎
  • ウイスキー
  • 赤ワイン

焼酎とウイスキーは蒸留酒ですよね。原料は穀物ですが、蒸留することで糖質がほとんどなくなります。
赤ワインは醸造酒ですが、糖質量が少ないようです。

悪いお酒としては、

  • ビール
  • 日本酒およびマッコリ、紹興酒などの醸造酒
  • 白ワイン

です。もちろん飲む量にもよりますが、糖質高めとなります。

私個人的には糖質0の飲料は飲まないようにしています。

※ちなみに糖質0の表示でも100ml中0.5gの未満の糖質は含まれている可能性があります。

 

アルコール代謝が優先される

江部先生によるとエネルギー代謝の順序としては、

アルコール>>糖質>>脂質>>タンパク質

の順になるそうです。

アルコールは人体に対する毒物とみなされ、糖質よりも先に代謝してしまいます。

アルコール自体は1g7kcalのエネルギーをもち、摂取しても血糖値を上昇させないため、糖質のように太る原因にはなりにくいです。

ただいくら糖質をおさえても、アルコールが先に代謝されてしまえば、肝心の脂肪はもえませんね。

 

糖新生が抑制される

アルコールを摂取すると痩せにくいもうひとつの理由が「糖新生が抑制される」ことらしいです。

アルコールは肝臓で分解され代謝されますが、その時に、同じ補酵素を使う糖新生をブロックしてしまいます。

アルコール代謝が優先され、糖新生がブロックされるから、太ることはないものの、痩せにくくなるんですね。

 

晩酌やめたら減量が勢いづいた

1月から晩酌をほとんど辞めました。新年会や結婚式は仕方ないので、楽しんでますが(笑)

するとゆっくりですが、皮下脂肪が落ちて、体重が減少し始めました。

そこで勢いづいたので、食事での脂肪摂取量を増やし、炭水化物10%たんぱく質30%脂質60%の生活にしました。

するとお腹がまったくすかなくなりました。24時間食事時間があいてもぜんぜんストレスがありません。
朝はココナッツオイルコーヒーのみで、夕食までの間、わずかばかりの試食やナッツはつまんでます。

1日の食事量もかなり減りました。

それにもかかわらず、むちゃくちゃ元気です。

これがケトーシスの威力なんでしょうか。