前々回の記事で画像を掲載していたけども、その説明を忘れていました。
その画像は↑に貼ってるものです。
これは
Harper’s Illustrated Biochemistry 30Th Edition P236です。
要約すると、
- 多くの動物は飢餓や冬眠に備え、また食間のエネルギーを補うため、「余剰の炭水化物を脂肪として貯蔵」する。
- 高糖質食では、脂肪合成の速度は大きい。
- カロリー制限、高脂肪食、インスリン欠乏(糖尿病)では脂肪合成速度は遅くなる。
- スクロース(グルコースxフルクトース)を摂取すると、脂肪合成が亢進する。
これを読んでびっくりしました。
ちゃんと書かれているではないですか。
糖質が一番脂肪合成速度が速いのです。しかも効率がいい。
果物に含まれるフルクトース(果糖)は摂取すると肝臓に一気に集まり、脂肪に変換されます。
生化学にはきちんと書かれてるけど、栄養学のテキストにここまで詳しく書かれてるのを見たことがありません。
なんだかお茶を濁した感じで書いています(笑)
別ページには「脂肪酸酸化(脂肪をエネルギーとして使う、ケトン体を産出する)の亢進は飢餓や糖尿病での特徴」と書いてますけどね(;´・ω・)
これはもはや説明不足ですね。
脂肪酸酸化の亢進は「低糖質な食事もしくは低インスリンレベルの食事によって起こる」を付け加えるべきでしょう。
昨日、北海道鹿部町で行方不明になっていた男の子(7歳)が6日ぶりに救出されました。
私の長男と同じ年くらいなので、本当に心配しました。
助かってよかったです。
偶然が重なり、寒さをしのぐことができ、また水も飲むことができていたようです。
ですが、ほとんど食事はとることができなかったようです。
発見されたときは、低体温ながらも、元気な様子でした。
彼に何が起きていたのでしょう。
「ケトーシス」
これしか考えられないですよね。
低インシュリン状態で、脂肪酸のβ酸化が進み、エネルギーとして利用。
そして余剰のアセチルCoAは、ケトン体となり、脳やその他の臓器でエネルギーとなった。
低体温になっていたのは、寒さのせいもあるかもしれませんが、ビタミンなどの栄養素不足を考慮して、
命を守るために、全身の代謝を落としていたのだと思います。
ですが、やはり、ぎりぎりのところだったでしょう。本当によかったです。
じっとしていたのも幸いしました。
もしも、チョコレートなどの糖質が中途半端に手元にあって、動き回ったとしたら、
逆に危なかったかもしれないですね。
ですが、このような視点で、今回の無事生還が語られることはないでしょうね。
この記事を読んでびっくりしても驚かなかった。 変ですねこの表現。
街を歩いていても歩行さえ困難そうな肥満の人を必ず見かけます、そして気が重くなる。フードサイエンティストと呼ばれる職業があり、レモンフレーバーの香りも味も本当のレモンを一切使わず作るし、ソーダを飲めば塩辛い物(ポテトチップス)を食べたくなるように脳に作用するケミカルを入れたり。冗談で思うのですが、アメリカはある宗教の問題かモン×ントの手によってダメになっていくと考えます。砂糖は本当に恐ろしい、麻薬のようなモノですよね、ある刑務所で服役者にローシュガーダイエットを与えたところ、もめ合いや喧嘩が半分以下になったといわれます。砂糖はありとあらゆるものに入っていますよね。
あ、北海道の男の子、発見されたのですか、よかった。
NHKでは一切聞かなかったけれどアメリカのニュースメディアで聞きました。なんと罰のために取り残されたとか、無事でなによりです。
また今回もためになる記事をありがとう、最近私は食事量を増やしたら体重がどんどん減り始めました。
あの朝晩体重計を愛用しています。
啓子さん
コメントありがとうございます。
生化学のテキストはまだまだ中立的(おかいしところもまだ多いですが)です。
栄養学のテキストとなるとそれはまた恐ろしいです。
・脳みその栄養はグルコースのみ
・グルコースは体内で作れない必須栄養素だ
的なことをどうどうと書いてるものが多いです。
アメリカは糖質制限的にも日本の先を行くのですが、その正反対の部分でも先を行っていますね。
もはや自分の体は自分で守るしかありませんね。
北海道の男の子、無事発見されて本当によかったです。
発見されたときに元気すぎたようで、いろいろな憶測が飛び交ってますが、真実はケトン体にあると思っています。
食事量増やして、体重減少、すばらしい、理想的ですね^^
これからもおいしくたのしくいきたいですね^^