「脂肪」カテゴリーアーカイブ

お通じがよくなった、いやかなり良くなった。

バター入りエスプレッソ
バター入りエスプレッソ

ちょっと下の話(笑)

糖質制限、MEC食を実践してからというもの、お通じがよい。

それ以前は炭水化物&肉中心の生活で、しかも噛まない。

食物繊維だ!といって野菜を食べてみても、焼け石に水。

お通じが悪いということはなかったけど、良いという感じはしませんでした。

でもMEC食中心になって、炭水化物をカットし、脂肪多めの食事になって、しかもバター入りエスプレッソ(バターのかわりにココナッツオイルやラードでもいい)をたまにのむ。

そんな生活をしていたら、逆に快便になりました。

あと、MEC食を実践しはじめた直後は、噛む習慣がまだまだなかったため、一時胃痛がして息が臭くなりました。このころお会いした方は本当にすみません(笑)。

いまは大丈夫です。

fat(脂肪)というもの その2

九州食肉学問所の鹿児島黒豚純焼きラード
九州食肉学問所の鹿児島黒豚純焼きラード

牛肉と脂肪

部位によってばらつきはありますが、お肉には少なからず脂肪がついています。栄養学的にいえば脂質ですね。
部位によるばらつきよりも食べたえさによる影響が大きいようです。

牛肉における栄養素の違い
牛肩肉 100gあたり
三大栄養素 たんぱく質 脂質 炭水化物
グラス肥育牛肉 20.5g 8.6g 0.3g
穀物肥育和牛 18.7g 17.7g 0.0g

 

穀物(グレイン)肥育された黒毛和牛やアメリカ産肉は、牧草(グラス)肥育されたオーストラリア産やニュージーランド産牛肉よりも倍以上の脂質になっています。こんなところからも炭水化物中心の牛が脂質をためやすいことがわかります。もちろんえさだけが原因じゃないかもしれませんが。
※オーストラリア産やニュージランド産牛肉が必ずしも牧草肥育とはかぎりません。日本向けには仕上げに穀物肥育する場合がほとんどです。

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fat(脂肪)というもの

fat
fat, Jennifer McLagan

脂肪(ここでは特に動物性脂肪、バターやラードなど)、fatといえばなんかデブの代名詞(笑)

でも糖質制限の本を読み、MEC食を実践すると脂肪は怖くないどころか、もう味方。お通じもよくなる。

「fat」 Jennifer McLaganの本にこう書いてあります。

私達の細胞は脂肪を必要とする。脳もホルモンも機能するためには脂肪が不可欠。免疫システムが機能し、病気と戦い、肝臓を守るのも脂肪。健康的な皮膚や、髪のつや、そして消化器官をコントロールし、快適な気分にしてくれるのも脂肪である。

そして

過去三十年間で動物性脂肪の摂取を減らし(マーガリンなどの植物性油脂を増やし)てきたことで、私達は健康にはならず、体重が重くなっただけである。

低脂肪ダイエットは空腹感を増し、滅入った気分にさせ、リバウンドしたり、病気にさせる。動物性脂肪を減らす一方で、砂糖や炭水化物の摂取を増やし、太ったといって驚く。

人間だけでなく、我々が日々食べる牛肉や豚肉、そして鶏肉も、太らせようと思ったら、とうもろこしなどの炭水化物を与えます。コンビニなどででた弁当やパンの残飯を粉砕してえさにして食べさせてるところもあるのです。鹿児島黒豚はさつまいもも与えられます。松阪牛や神戸ビーフなんかはビールをあたえるとすごい霜降りになったなんて逸話もありますね。

脂肪ならなんでもいいというわけではありません。私達は動物性脂肪を減らす一方で、水素添加された脂肪(hydrogenated fat マーガリンや植物性油脂)を安いといって多くとるようになってしました。これらにはトランス脂肪酸(trans fat)が多く含まれてしまいます。 トランス脂肪酸にはこれくらいなら摂取してもいいという安全なレベルはないとアメリカの医療機関からも発表されています。

注意:ラードは動物性脂肪だけども市販されている大量生産のラードは水素添加され、トランス脂肪酸が増えているそうです。

トランス脂肪酸は人間の体で処理されにくく、体内に脂肪となって留まり、インシュリンを分泌させ、糖尿病(diabetes)や肥満(obesity)をもたらすそうです。

Dr.Robert Atkinsは

(動物性)脂肪の摂取では太らない、炭水化物の摂取で太るのだ

という主張をしています。どなたか知りませんが(笑)

まだまだ脂肪は奥深いようです。勉強は続きます。

塩と脂肪

塩と脂肪
塩と脂肪

糖質制限をしてMEC食(肉卵チーズ)が食事のメインになってくると活躍するのが塩、バターといった脂。

糖質制限を知る前に購入していた「Salted」と「fat」という本。

塩や脂肪の歴史や製法、種類などが記述されています。

とくに動物性脂肪は植物性油脂に取って代わられて久しいのですが、それを見直すべきとあります。

読み流していたのでもう一度きちんと読んでみようと思います。

アメリカではトランス脂肪酸を含んだ油の規制を強化する方向にすすんでいますね。

日本では大手流通ですら「バターロール(マーガリン入り)」なんて商品を売り続ける始末。

マーガリンじゃないと採算ベースに乗らないのでしょうけど、砂糖の大量使用などとあわせて、加工食品業界への批判も強くなってきています。

とりあえず自分でできることははじめていこうと思います。