糖質だけではなく脂質についても我々が常識としていたことが覆されようとしています。
脂質のなかでも動物性脂肪は1950年代に心疾患増加の原因ではないかと疑われ、1977年にアメリカ議会でそれが支持され、「殺人脂」とされました。
その代替品で安くでまわった精製度の高い植物油は実際に心疾患の発生を抑えることはありませんでした。むしろ、糖尿病や肥満は増えていきました。 たしかに心疾患による死亡率は低くなったのですが、これは医療の進化によるものです。
11 Serious Concerns About Vegetable Oils (No. 2 is Scary) の要約です。
植物油(とくに精製度の高い白絞油、菜種(キャノーラ)油、紅花油、大豆油、ひまわり油など)
多価不飽和脂肪酸(オメガ6系が多く、トランス脂肪酸も多い油。これらについての11の懸念ということです。
植物油はコレステロール値をさげ、心疾患を妨げると言われてきましたが・・・実は深刻な懸念があるようです。
11項目に分かれていますが、もっとまとめられただろうよと思いながら、簡単に訳して行きたいと思います。