といってもほんとに旅にでるわけではないですが。
40歳を超えると、体のいろいろな箇所で不調を唱えるひとが多くなってきます。
かくゆう私も、42歳の夏に、立ち上がることができなくなるまで、なにかあると「薬」に頼っていました。
胃が痛い→胃腸薬、ガスター10
風邪気味→風邪薬
朝起きれない→栄養ドリンクもしくはコカ・コーラ(笑)
幸い?にもお医者さんにかかることはなかったのですが、ごまかしごまかし生きていたような40代の始まりでした。
お蔭さまで、いまでは薬を飲むことはまったくなくなりました。
ここ2年ほどは体調も抜群です! 風邪をひいて寝込むことなんてまったくありません。
しかも快便です(笑)
しかしながら、最近FBの投稿をみていて、どうも気になるのが「健康不良」な内容の投稿。
・風邪で体調くずした。
・ぎっくり腰になった。
・突発性難聴になった。
・入院して点滴した。
などなど。
とくに女性にそのような投稿が多い感じがしています。
「がん」にかかわる投稿も多くみかけます。
白血病、大腸がん、その他もろもろ。若い人の癌もかなり増えてる感じがします。
その中で特に多いのが「乳がん」。
芸能人の乳がんのニュースもですが、長年連れ添った大切なパートナーである奥様が乳がんになったという話を聞くと、心が苦しくなります。
また「不妊治療」についても、いろんなところで耳にします。
そんな感じでいたところ、大好きなブルーバックスからタイムリーな新書が。
男性で読むひとはあまりいないだろうけど・・・
今年一番驚いたこと
本を読んでいて、今年一番驚きました。もうびっくりしました。
卵巣と卵管。つながってるものだとばっかり思ってました。
実はつながってないのだそうです。
これには驚きました。
卵巣の中でそだった卵子(卵胞)は、卵巣の壁をけ破って、外に飛び出(排卵)します(これもすごい)。
しかし卵巣と卵管(人間の腕みたいなところ)はつながっていません。
どうするかというと、卵管の先の手みたいな卵管采が、卵巣から飛び出た卵子をキャッチするようです。
つまり、卵巣から飛び出した卵子は一瞬お腹の中(腹腔)に飛び出すわけです・・・
そのため右の卵巣を飛び出した卵子が左の卵管采にキャッチされることもあるらしいのです・・・驚きです(しつこい?
人間以外の哺乳類では卵巣と卵管はつながってて、そんなことないらしいのです。・・・これは人間が明らかな発情期をみせないのと関係あるのでしょうか?
そして卵子は一生分が、生まれる前の胎児のときにできてしまい、その後は減る一方で、増えることはないらしいのです。作られた卵子は時期がくるまで眠っていて、順番がくると目覚めて、排卵にむけてがんばるようです。そのほとんどは途中でなくなってしまうようですが。
常識だったのでしょうね・・・知らないのはおっさん(私)だけ?だったのでしょうか(笑)
精子もすごい
男性生殖器で作られる精子。これも壮絶な運命をたどるようです。
卵子は1日30個ほど!(1年間1000個近く)で眠りから覚め、、その中でも順調に育った卵子1個が排卵に向かいます。
その卵子が運よく卵管(卵管膨大部)で精子とであうと、めでたく受精となります。
1回の射精で6000万個以上の精子が放出されるらしいのですが、女性器内は弱酸性のため、卵子までたどり着く精子はごくわずか。
そして卵子にたどり着いた精子たちの頭部からは酵素がでて、卵子の殻をやぶるそうです。
最後の最後で、卵子の殻破り競争があるようです。
そして一番最初に殻を壊して卵子にたどりついた精子が受精という名誉にあずかれるんですね。
卵子にたどり着けなかった精子の運命もかわいそうなのですが、受精に成功した精子も大変なことになります。
受精の瞬間、精子の中心体とミトコンドリアが切り離されるそうです。
ミトコンドリアは精子にエネルギーを供給するエンジンです。
それが切り離されてしまうのです。
※余談ですが、精子の首根っこを押さえると、精子は動かなくなるそうです。
受精後、メスに食べられてしまうオスな気持ちですね。
その結果、受精卵は遺伝子は母と父から半分ずつ受け継ぐのですが、ミトコンドリアDNAは母親のミトコンドリア遺伝子だけを引き継いだものになります。
ヒトのミトコンドリアの遺伝子は女系なんですね。
ホルモン大切
卵子が無事育ち、めでたく精子とであって受精し、子宮の中で着床して、赤ちゃんが生まれるまでは、多くのホルモンが関係しています。
また女性の乳がんもホルモン、特にホルモンとの関係が深いようです。
それらのホルモンで重要なのは性ホルモンと呼ばれるものです。男性ホルモンとか女性ホルモンとかのアレです。
代表的なものは、プロゲステロン、エストロゲン、テストテロンなどですね。
性ホルモンというのは、ステロイドホルモンです。
ステロイドホルモンということは原料がコレステロールであることを意味してます。
コレステロールは動物性脂肪の中に多く含まれています。
動物性脂肪といえば、そう、ラードですよね(強引
コレステロール自体は肝臓の中で合成されます。
食事から摂取したコレステロールは必ずしも、体内のコレステロールにはならないともいわれています。肝臓で調整されるからです・
しかしながら、女性多くはコレステロールを多く含む動物性脂肪はできる限り避けたいというのが現状のようです。
栄養素の中で一番脂肪に変わりやすいのは、炭水化物なんですけどねぇ。
こうした動物性脂肪への忌避が、体内でのコレステロール不足(ホルモン分泌不足)を起こしている気もします。
もう少し、本を読み進めてみて、またブログにまとめたいと思います。