記事
Low-Fat vs. Low-Carb: The Winner is Neither
by Andy Bellatti, MS, RD( a Las Vegas-based nutritionist)
ダイエットには低脂質(Low-Fat)がよいのか低糖質(Low-Carb)いやどちらでもない、という内容です。
”A Call For a Low-Carb Diet(Dr Lydia A. Bazzano of Tulane Uviversity)”というNew York TImesに記載された「糖質制限によるダイエットを低脂肪ダイエットよりも健康的だと」すの記事への反論のようです。
実験の方法にあいまいさがあるというのがひとつ。
重要な反論は人間の食生活が「加工食品(processed food)」に依存しすぎていることだということです。
加工食品につかわれる脂肪や糖質は我々が口にする前に加工されてしまっています。それは自然な脂肪や糖質やとは違うものといえます。
自然な炭水化物(果物や豆類、全粒粉)には食物繊維、ビタミンや鉄分、Phytonutrients(Any substance, of plant origin, that provides nutrition; a phytochemical)老化防止剤(Antioxidants)が加工されたものよりも豊富です。
「高たんぱく低脂肪」な自然なりんごは「高たんぱくかつ低脂質」をうたうTwizzler(アメリカの大手菓子メーカー)のアップル菓子とはまったく違うものだということです。
また加工食品は水素添加されたり、高度に精製された油が使われており、それらにはトランス脂肪酸が多く含まれています。
対象的に一般的に高脂肪とみなされるナッツや種やアボカド、オリーブオイルの一価不飽和脂肪酸にはω-3脂肪酸やその他の栄養素がたくさん含まれています。
※脂肪酸については過去記事「fat(脂肪)というもの その2」をご参考ください。
Dr.Lustingはこういいます。
アメリカでは低脂肪ダイエットによって加工食品を取り過ぎている。
これは日本の現状にも当てはまるようにも思えます。
せっかく低脂肪や低糖質ダイエットをしても、加工食品の中心の食事を増やしてしまえば、とても健康的とはいえませんね。